語学習得って、大人じゃもうできないのかな。
英語が話せるようになりたいけど、無理なのかなぁ。
大人の初心者が英語を話せるようになる方法が知りたいな。
・英語の勉強をまたやり直したいけど、何から勉強すればいいのかわからない
・なるべくお金をかけずに英語を習得したい
・留学には行けないので国内だけで英語を習得したい
大人になってから英語を話せるようになってので、「大人でもきちんと勉強すれば話せるようになる」と伝えたいです。
最後まで読んでいってくださると幸いです。
はじめに~大人からの英語習得が無理でない理由~
大人になってから英語を話せるようになった私の体験談
早く勉強法が知りたい。という方はこちらの大人のやり直し勉強法から読み始めてくださいね。
~簡単な私の英話学習の略歴~
①中学・高校で英語教育を受ける
②大学1年生で教養科目で英語を履修する
③その後、社会人になり、まったく英語を勉強せずに過ごす
④転職を機に3週間の短期留学へ行く
⑤まったく話せなくて撃沈。帰国後1年後くらいに、ネイティブキャンプをみつけ入会
⑥ネイティブキャンプで3年間くらい勉強し英検1級を取得する
どうやって上達していったかの体験談を詳しく知りたい方がいたら、こちらの記事を読んでみてください。
私は、社会人になってから英会話を勉強しはじめて、英検1級を取得するまで、英語を上達させることができました。
学生の頃は、英語は好きでしたが、まったく話せませんでした。
転職する際に、前職から現職に移る時に2か月期間があったため、3週間だけオーストラリアへ留学しました。その時も、英語を話すことができなくて、現地で、かなり疲れました。
日本に帰ってきたときは、とても安心しました。
空港のアナウンスが日本語だった時の感動は今でも忘れません。
日本語に飢えていたため、「日本語!!!!日本語だ!!!!!!」と一人で感動していました。
短期とはいえ、慣れない初めての海外生活に疲れ切っていました・・・。
短期留学をした後、数年してから、オンライン英会話のネイティブキャンプに出会いました。
当時、スマホアプリで受講できるのがネイティブキャンプくらいであったので、ネイティブキャンプへの受講を決めました。
学生時代は、英語の筆記試験は、点数が取れていました。
しかし、受験英語と英会話は、やっぱり違います。
英会話は、数をこなすことで上達していきます。
いくら試験で高得点が取れても、話さなければ、話せるようになりません。
ネイティブキャンプで話すことを練習できたので、話せるようになりました。
大人になってからだと、英語が話せるようにならないのではないかと心配になってしまう気持ちはとてもわかります。
子どものときに英語にたくさん触れていれば、発音が良くなるのは確かです。
でも、子どものときに、親から無理に勉強させられたり、英語を学ぶ上で嫌な体験をしてしまうと英語嫌いになってしまう子もいます。
大人になってからの方が、目的をもって勉強することができます。
目的をもたずに、ただ授業を受けている学生よりも、目標を設定して、継続して取り組める大人の方が、上達します。
記憶力も若いころと比べて落ちてしまうし・・・と思ってしまう気持ちはわかります。
でも、何度も繰り返し触れることで、単語は確実に覚えていけます。
下記の記事は、英検1級のパス単の覚え方の記事ですが、単語の覚え方についての方法はすべてに共通するので、効率の良い単語の覚え方が知りたい方は一度、読んでみてください。
効率の良い単語の覚え方は、
・知らない単語をピックアップする
・何度も繰り返し、目につくようにする。
・音読しながら覚える
以上のことを地道に繰り返すといいですよ。
地道に勉強を続けることができれば、何歳からだって、英語は上達します。
話せるようになります。
大人からでも遅くはない
オンライン英会話スクールのネイティブキャンプでレッスンを受講していると、先生からほかの生徒さんの話を聞くことがあります。
ネイティブキャンプで勉強を継続して、英検3級から英検準1級まで英語力を伸ばした生徒さんがいると日本人の先生から聞きました。
他にも、英語力が0の状態から始まって、継続して勉強することで、英語が話せるようになった生徒さんの話も日本人の先生やフィリピン人の先生などから、よく聞きます。
継続して勉強をすることでみんな英語力を伸ばすことができています。
大人からでも、継続して勉強することができれば、英語を習得するのは夢ではないんですよ。
今から数年後。
想像してみてください。
自分が外国人と楽しく英語で話している姿を。
自分が設定した目標を達成して、喜んでいる自分の姿を。
英語が話せるようになると、楽しいですよ。
実用的ですし!!昇進に必要な場合もありますよね。
もちろん就職・転職にも役立ちます。
大人のやり直し勉強法
大人のやり直し勉強法①~基礎固め~
まずは基礎を固めましょう。
中学文法・単語はしっかり覚えましょう。
高校の難しい文法は、おいおい勉強していけばいいです。
まずは基礎をしっかりできるようにするといいです。
読めても話せないということが大半ですよね。
中学英語でさえも、0から英会話をはじめると、口からスラスラでてきません。
簡単な会話は、中学英語さえできれば、会話できます。
高校文法もマスターできていれば、より良いですが、英会話ができるようになりたいのであれば、話す練習(アウトプット)の比重を高めた方がいいです。
難しい文法は後回しにして、まずは基礎をおさらいしましょう。
使う教材は、もしも、学生時代に使用していた教材が残っていれば、そちらを使うと節約になります。
捨ててしまっている場合は、下記のような中学英語をまとめた本を1冊購入して、完璧に理解するといいですよ。
参考書などは、何冊も買わなくていいです。
1冊をしっかり復習するようにしましょう。
私の場合は、ネイティブキャンプというオンライン英会話で、「文法」という教材から勉強をはじめました。
覚えている文法事項はとばして、忘れている文法事項の教材を繰り返し勉強していました。
忘れている、確認したいと思った文法事項は2~3周、苦手な文法事項は3~5周くらいしました。
オンライン英会話であれば、先生と一緒に復習できるので、効率的です。
>>【英検1級・オンライン英会話歴4年の私が厳選】オンライン英会話5選
大人のやり直し勉強法②~アウトプットをする~
基礎固めができたらアウトプットしていきましょう。
日本人はどうしても、インプット過多になってしまう人が多いです。
インプットは重要です。
自分の中に引き出しがなければ、話すことはできません。
しかしアウトプットはもっと重要です。
なぜなら、アウトプットするために、内容を思い出すとき、記憶が定着するからです。
しかも、英語を話せるようになるには、英語を話すための口周りの筋肉も鍛えなければなりません
英語を発音するときは、普段日本語を話しているときとは違う筋肉を使います。
実際に話してみることで、脳も口の筋肉も英語を話すことに慣れていきます。
ずっとインプットをしていても、英語を話せるようにはなりません。
基礎固めが終わったら、どんどんアウトプットする場を作りましょう。
基礎固めと並行してアウトプットしていくのもよいです。
アウトプットする方法としては、
・英会話スクール
・オンライン英会話スクール
・地域の英会話クラブ
・地域の英会話カフェ
・HelloTalkなどでランゲージエクスチェンジをする
・独り言英会話をする
などがあげられます。
間違えを恐れず、どんどん話すようにしましょう。
英会話スクール
短期留学する前に、英会話スクールに数回授業を受けていたことがあります。
留学の特典で英会話スクールに数回通えるというものがあったからです。
実際に行ってみて、楽しかったです。
周りに英語を勉強している人がいるので、刺激にもなりました。
年齢も幅広く、中学生から社会人・主婦の方などいろんな方とレッスンをすることができました。
いろいろな人がいて楽しかったです。
私は、数回しか行けませんでしたが、クリスマスパーティーなど年間を通して、行事があるスクールだったので、楽しそうでした。
周りに英語を勉強する仲間がいると継続できますよね。
実際に体験レッスンに行ってみると、自分にあうあわないがわかるので良いですよ。
>>英会話スクール・英会話教室・マンツーマン英会話ならECC外語学院
ほかのアウトプット法について詳しく知りたい方は、下記の2記事も読んでみてください。
>>【初心者必見】英語ペラペラ独学法【英検1級取得者が徹底解説】
大人のやり直し勉強法③~インプットとアウトプットを繰り返す~
基礎固めをしてアウトプットの場を確保できたら、今度は、インプットとアウトプットを繰り返していきます。
・単語や熟語表現などを覚える(インプット)
・わからない文法事項を勉強する(インプット)
・シャドーイング、オーバーラッピングをする(アウトプット)
・オンライン英会話などで英語を実際話す(アウトプット)
地道に上記の勉強を繰り返していきましょう。
一人でできるスピーキングの練習法が知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
わからないことや、覚えたい表現をみつけたら、書き留めておいて、繰り返しみて音読して暗記しましょう。
ある程度英語が聞き取れるくらいになってきたら、海外ドラマなどで実際にネイティブが話している表現を勉強していくのも良いです。
初心者であると、聞き取れなくて、海外ドラマを観ても、ただの娯楽になってしまいがちです。
しかし、英語を勉強していって、中級者くらいになってくると、海外ドラマで勉強したフレーズを実際に取り入れて話すようにしていくと、英語の表現が広がって、レベルアップできます。
海外ドラマなども良い勉強になります。
「初心者だけど、海外ドラマで勉強したい」という方は、YouTubeで初心者向けの海外ドラマ解説動画をみると勉強しやすいですよ。
今どきは、YouTubeには、たくさん勉強になる動画がアップロードされています。
隙間時間にみることもできるので、YouTube動画で学習するのも良いインプットになりますよ。
>>英会話初心者必見!おすすめYoutubeチャンネル18選
効率の悪いやってはいけない英語の勉強法⑥選
効率の悪いやってはいけない勉強法①~文法ばかりに固執する~
文法は大切です。
でも、文法ばかりを勉強していても話せるようにはなりません。
細かい文法事項をすべて完璧にするよりも、だいたいの文法事項(中学英語レベル)を頭に入れたら、どんどん話す練習をする方が効率的です。
ブロークンイングリッシュにならないためにも、文法は大切です。
しかし、話せるようになりたいのであれば、細かい文法事項よりも、とりあえず話す姿勢の方が重要です。
学校で習う大学受験用の文法事項や問題集は、大学に合格するための勉強のためのものです。
もちろん大学受験の勉強は英会話にも役に立ちます。
けれど、まずは「伝える」「コミュニケーションできるようになる」ことの方が、英会話においては、重要です。
「ここの分詞は、この単語を修飾している」
「この~ingは分詞構文で使われているのだろうか」
「なんでここはaなの?theじゃないの?」
たしかに大切です。でも、わからなくて、そこばかり勉強していても話せるようにはなりません。
とりあえず基礎事項を叩き込んだら、話して慣れていく方が近道ですよ。
わからないところは、逐一、英語ができる人に質問する方が効率的です。
聞ける人が近くにいない場合は、オンライン英会話で勉強すると、値段もお手頃なので、良いですよ。
一度無料体験してみると、自分に合うかどうかわかるのでオススメです。
効率の悪いやってはいけない勉強法②~アウトプットせずにインプットばかりする~
日本人は、インプットに偏りがちです。
英語を話すときに、余計なことを考えてしまいますよね。
「間違えたらどうしよう」
「変な英語で笑われてしまうかも」
「なんだか英語を話すのって恥ずかしいな」
アウトプットするときは、独り言英会話を除いて、相手が必要です。
相手にどう思われるかが気になってしまう日本人にとっては、アウトプットは、少しハードルが高いです。
しかし、英語を話せるようになるには、話す練習をしなければなりません。
話さなければ、一生話せるようになんてなりません。
間違えたっていいんですよ。
もしも、あなたが間違えたことで、馬鹿にしたり、からかってきたり、笑う人がいたら、その人の人間性に問題があるだけです。
例えば、こんな時あなたなら、どう感じますか?
がんばって日本語を話そうとしている外国人が目の前にいます。
変な言い回しをしていたり、発音が少し変です。
たどたどしいけれど、頑張って日本語を話そうとしています。
そんな人に対して、「変な日本語。」「発音がおかしい。」そう言って、話すのをやめますか?
大抵の人は、頑張っている人をみて、理解してあげようと思うのではないのでしょうか?
一緒ですよ。
頑張ってアウトプットを多めにしてみましょう。
頑張っているあなたを、もし笑う人がいたら、その人が、問題がある人なだけです。
もしも勉強していて、マウントされて悲しかった経験があるのであれば、こちらも読んでみてください。
英語を話すときは、「自分の英語が間違っていたらどうしよう」などと考える必要ないですよ。
こわがらずに、たくさん話して、たくさん失敗することで、英語は上達していきますよ。
ネイティブキャンプ(オンライン英会話)では、日本人だけでなく台湾人や中国人、韓国人などの生徒さんもいるそうです。
台湾でもサービス提供を開始したので、近年台湾人の生徒さんの割合が増えてきています。
日本人の生徒と台湾人の生徒の違いについて先生から聞くことがあります。
日本人の生徒と比べて、台湾人の生徒さんは間違いを恐れず、たくさん話すそうです。
発音がおかしくても、文法が間違っていてもいいんですよ。
たくさん話して、指摘してもらって、なおしていけば良いんです。
たくさんアウトプットしていきましょうね。
効率の悪いやってはいけない勉強法③~作業しただけで満足する~
自分で単語帳を作ったり、ノートにまとめたりなどの作業しただけで満足しているのは効率が悪いです。
確かに、これらのことは、勉強した気分になるし、勉強にプラスになります。
しかし、一番大切なのは、覚えることです。
自分が苦手な単語を書き出すのは素晴らしいです。
ただ、もしも書き出すのならば、それを持ち歩いて、単語を見る頻度を増やしてください。
書き出すだけでは、覚えることはできません。
書き出すことが目的になってしまってはいけません。
覚えることまでセットにして勉強していきましょう。
効率の悪いやってはいけない勉強法④~一度で覚えようとする~
人の記憶の仕組みって知っていますか?
記憶には、「記銘」「保持」「想起」というプロセスがあります。
覚えて(記銘)、記憶をとどめて(保持)、思い出す(想起)というプロセスです。
思い出すときに、記憶が強固なものになります。
何回も覚えたい情報に接触して、思い出すことで、覚えることができます。
賢い人でも一度で覚えることができる人は、なかなかいません。
一度で暗記しようとするのは、ものすごく効率悪いです。
写真記憶の持ち主など、ごく稀なケースを除いては、ほとんどの人が、繰り返さなければ覚えられません。
人は、一日に視覚・聴覚からものすごく大量な情報が入ってきて、それを処理しなければなりません。もしもその一つ一つすべてを覚えていたら、脳がパンクしてしまいます。
なので、「忘れる」という機能が私たちの中には備わっているんです。
そのありがたい機能があるおかげで、私たちは、繰り返さないと覚えられません。
一度で覚えられないのは、仕方ないことなんです。
繰り返し覚えたい単語などを見る・発音することで覚えていけます。
「大人になって物覚えが悪くなってしまった・・・」なんて思うことはないです。
繰り返せば覚えられますよ。
一度で覚えられないことを落ち込まなくていいです。
あなたは、正常です。
効率の悪いやってはいけない勉強法⑤~問題集などを次から次へ購入する。1冊を完璧にしない~
学生時代に勉強していたときも、次から次へと問題集・参考書を買ってきて、やった気になって満足したことはありませんか?
まず、手元にある(もしくは、これから購入する)1冊を完璧にすることを目指しましょう。
基礎固めが終わっていないのならば、中学英語の文法・単語を、だれかに聞かれても、教えてあげられるようになるくらい、自分の中に落とし込みましょう。
勉強していると、ほかの本のほうが、わかりやすいかもしれないと感じるときが来るかもしれません。
でも、とりあえず、1冊完璧にできることを目指して勉強していきましょう。
英会話スクールやオンライン英会話で勉強をしているならば、スクールで使用している教材がありますよね?
今、使用している教材を何周もして、完璧にしてみましょう。
効率の悪いやってはいけない勉強法⑥~できなかったところをそのままにして復習しない~
「英会話スクールでみんなでレッスンしたけど、言えなかったな。」
「オンライン英会話で先生と話していて、どういうふうに英語で言えばいいかわからなかったな。」
「参考書の問題演習してみたけど、そのままにして次の問題解いてる」
できなかったなとは自覚している。
けれど、復習はしていない。
そんなことはありませんか?
できなかったところを地道にできるようにしていくと、確実に上達していけます。
できなかったら、落ち込んでしまうこともありますよね。
オンライン英会話とか、誰かと話していて、ダメだったなって思う時もありますよね。
でも、できなかったときって逆にチャンスなんです。
上達するチャンスです。
できなかった事や言えなかった事をあとで振り返って、自分で英作文してみるといいですよ。
問題演習で、できなかった問題は問題集に付箋や印をつけて、できるようになるまで解きなおしましょう。
できない部分を洗い出していくと、自分のできない部分の傾向がみえてきます。
そこをクリアできれば、上達していけますよ。
必ず復習しましょう。
復習して、次はできるようにしていきましょう。
まとめ~正しく勉強すれば、年齢は関係ない!~
もう若くないから、英語は話せるようにならない・・・
そんなことありませんよ。
若ければ、英語の発音が綺麗になりやすかったり、有利な点はたくさんあります。
でも、大人だからこそ、目標をきちんと定めたり、計画的に勉強していく力がありますよね。
きちんと継続して勉強していけば、大人だって英語を話せるようになります。
大人だからって自分の可能性を諦める必要ないんですよ。
たくさん勉強して、みんながビックリするくらい英語を話せるようになりましょうね!
ここまで読んでくださってありがとうございます。