英語が話せるのは、すごくて偉いのか?~嫌な思いをしたあなたへ~

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こんにちは。panda3 です。
このブログでは、英語学習について情報発信しています。
ゴマさん
ゴマさん

英語を話せるのって、そんなに偉いわけ!?

何様なのぉぉぉ!!!

英語を話せるだけで、偉いと勘違いしている人っていますよね。
英語を話せない人に対して、馬鹿にしたりとか。

英語を学んでいると、馬鹿にされて、悔しい思いをする時もありますよね。

今回は、記事の中で、以下のことについてお伝えします。

・英語を話せることは偉いわけではない理由
・でも、英語に興味があるならば、英語を学んだ方が良い理由
私は、ネイティブキャンプ(オンライン英会話)で勉強することで英検1級を取得するまで英語力を伸ばすことができました。
英語を上達させる中で、英語が話せなくて、馬鹿にされたりもしてきました。
英語マウントをとられたこともありました。
今回は、そんな私が、「英語が話せること自体が偉いわけではないこと」についてお伝えしていきたいと思います。
panda3
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「英語が話せる=優秀」では、ないんですよ。

はじめに ~英語学習で嫌な思いをしたあなたへ~

英語を話せるようになろうと頑張っているあなたの姿勢は、とても素敵ですよ。
勉強を頑張っていて偉いです(^^)
大事なことなので、大文字で書きました。
この記事を読んでいるという事は、誰かに英語でマウントを取られてしまったり、英語で嫌な思いをしましたね?
大変でしたね。
今は、嫌な気持ちでイライラしたり、悲しかったりするかもしれませんが、大丈夫です。
あなたは、この気持ちをバネにさらに英語力を伸ばしていくことができますよ。
語学は継続さえできれば、だれでも上達することができます。
嫌な気持ちかもしれませんが、英語学習を諦めてはいけないですよ。
そんな人たちのために、あなたが英語学習を辞めてしまったら、もったいないです。
panda3
panda3

気持ちが落ち着いてきたら、英語学習再開してみてください。

英語を勉強することで、世界も出会える人も広がりますよ。

英語を話せることが偉いわけでも、すごいわけでもない理由

「日本人は、英語を話せない」
「日本人は、英語を長いこと勉強しても話せるようにならない」
日本人は、英語を話せないと言われがちですよね。
上記のようなセリフのあとに、英語をちょっと話すことのできる勘違い系の人々だと、「だから日本人はダメだ」と意見が続いたりします。
勘違いしている英語を話す日本人だと、英語を話さない他の日本人を馬鹿にしがちだったりしますよね。
今はまだ、日本人で英語を話す人口は少ないです。
なので、ほかの人ができないことをできているから、賢そうに「みえる」だけです。
実際は、英語話者である日本人の能力は、英語話者じゃない日本人と大差ないです。

学習すれば、環境が整っていれば、上達の速さの差はあれ、だれでも上達するのが言語だから

「英語を話せる=頭が良い」わけではありません。
たまたまアメリカに生まれ育っていれば、英語が流暢でしたでしょうしね。
話す練習をたくさんしていれば、英語は上達していきます。
速く上達できるかどうかは、才能が必要です。
ものすごく頭のいい人であれば、大人であっても、数か月でネイティブ並みに話せるようになる人もいるのかもしれません。
大人になってからネイティブのような発音になりたければ、才能や努力が必要でしょう。
しかし、ただ「英語を話す」という技能を上達させるだけであれば、上達のスピードの差はあれ、だれでも上達させることができます。
「自分は英語が話せるから頭が良いんだ」「あの人は英語が話せないから優秀ではないんだ」というのは、とても浅はかな考えです。

外国語が苦手なアメリカ人 ~日本人だけが外国語が苦手なわけじゃない~

英語を母国語とする国の人たちは、多くが英語以外話せません。
英語が公用語なので、英語さえできれば、仕事でも、旅行でも困りごとがないからです。
アメリカ国内が一番いいと思っているアメリカ人も多いため、あえて外国語を勉強する必要がないのでしょう。
語学が話せるようになるかは、環境やその人のモチベーションに依存します。
海外に出なければ不自由でなければ、その国の現地語だけしか話せないのは、不思議なことではありません。
日本人だけが外国語が不得意なわけではありません。
アメリカ以外でも、英語圏以外の国でも、旅行関係の仕事などで英語を必要としない人たちは、英語を話さないなんてことは普通です。
私は、ヨーロッパが好きなので、ヨーロッパの国を12か国訪れたことがあります。
中でも、ポルトガルに旅行した時に、英語で店員さんに話しかけたときの様子が、外国人が来たときに英語が話せなくてテンパる日本人と全く同じでほっこりしました。
焦っているけど、優しく親切に対応してくれる感じが可愛らしかったです。
現地語しか話さない人たちの割合は、思っているより多いです。
必要性がなければ、話せるようにならないだけですよ。

日本では英語を話す環境がない

英語を話す環境がないために、日本では英語を話せるようにならないだけです。

学校の教育では、明らかに、スピーキングの練習量が足りません。

学校の教育では、”大学入試のため″の英語を勉強します。

難解な長文読解や文法の問題は、大学入試のための学問です。

いままでは、大学で論文を読解するために英語を勉強していたので、それでよかったんです。

英語を読解する力と実際に話す力は、また別なので、いくら難しい文章が書けたり読めても、話せるわけではないです。

話すには話すためのトレーニングが必要です。

日本国内では、日本語だけで生きていけるので、英語を聴く機会も話す機会も自分で作り出さなければありません。

単純にトレーニング量が足りていないから、みんな英語を話さないだけです。

日本語と英語は言語間距離が遠いから英語は日本人にとって難しい

また、日本語と英語は、言語間距離が遠いです。
言語間距離というのは、言語同士の差異のことです。
比較している2つの言語がどれだけ似ているか、違っているかということです。
例えば、日本語と中国語は比較的言語間距離が近いです。
中国語であれば、同じ漢字を使用していますね。
中国語で「私は学校に行く」というのは「我去学校」です。
意味がわかりやすくないですか?
中国語を全く知らなくても、なんとなく意味が想像できませんか?
発音は全く違うのでリスニングとスピーキングについては、中国語は難しいです。
しかし、リーディングやライティングについては、コツをつかんだら比較的早く上達しそうですよね。
しかし、英語の場合は、この言語間距離が遠いです。
つまり、日本語と英語の共通点はほぼないです。
発音も違う、使用する文字も違う、文法も違う。
日本人にとって、英語は、もともと習得するのが難しい言語なんです。
難しい言語なうえに、話す環境も整っていない日本では、英語を話さない人が大半なのは、当たり前です。
根気よく勉強しなければ、習得できません。
しかし、「英語が話せる=賢い」ではありません。
根気よく勉強すれば、勉強を継続すれば、上達の速さに差はあっても誰でも上達します。
上達するまで、勉強を継続するのが苦痛なので、みんな英語を話さないだけですよ。

「英語=すごい」と周りが持ち上げてしまうから勘違いしてしまう

日本では、みんな英語に労力をかけて話せるようになりたいとは、そんなに思っていないため、勉強しません。
そして、自分ができないことは、「すごい」と思いがちです。
私でさえ、英語を話しているところを同僚に聞かれたときは、「英語を話せてすごい」と言われたり、旅行でほかの旅行者の方たちに「英語を話せてカッコイイ」と言われたことがあります。
実際、すごくないです。全く。
ただ、英語が好きで勉強しただけです。
語学が好きな人であれば、上達します。誰でも。
でも、「すごいね」と言ってくれるような優しい人たちがいます。
周りの英語を話さない日本人から「英語を話せてすごいね」と言われているうちに、もともと承認欲求が強かったりするタイプの人たちは勘違いしてしまいます。
日本人で英語が話せるという事は、自然とバイリンガルに育った人を除いて、努力した結果です。
英語圏で英語の環境で育った帰国子女の人達も、日本語を勉強するときに相当努力したはずです。
努力したことは尊いです。
努力したことは素敵です。
しかし、「話せる事=偉い」から他人にマウントしていい理由にはなりません。
マウントされた側は不愉快になるし、マウントした側は、特にメリットないし、良いことがありません。

「話せる」にもレベルがある

「英語を話せる」と言っても、レベルがあります。
私は、オンライン英会話で勉強を続けた結果、英検1級取得することができました。
でも、英会話のレベルは、まだまだです。
ネイティブスピーカーは話すのがとても速いです。
ネイティブスピーカー数人の会話に交じっても、普通に会話できるのか、相手に配慮してもらえば話せるのか、など話せるのにもレベルがあります。
また、学術的な、難しい内容が話せるのか、ちょっとした日常会話レベルが話せるだけなのかにも差があります。
量子物理学を英語でネイティブスピーカーと語り合うとかだったら、すごいかもしれませんね。
でも、すべての分野(政治、経済、科学、医療、娯楽、芸能など)でネイティブスピーカーレベルに話せる人ってそんなにいないですよ。
むしろ、日本語でも、量子力学とか相対性理論とか語り合えって言われても無理です・・・。
「英語が話せる=賢い」ではなくて、会話内容も重要です。
だいたい、英語マウント取ってくるような人間は、たいしたことない人が大多数なので、小難しい話とかできない人のが多いです。
たいしたことがない人が、自分を大きく見せたくてすること、それが、英語マウントです。
本当に優秀な人は、そんなくだらないことしている暇があるならば、その時間を自分の自己研鑽や仕事などにあてていて忙しいですもん。本当に優秀な人は、自己肯定感が高くて自信もあるので、マウントとらないです。

英語が話せる=偉いと思ってる人は、正直いうと可哀想な人たち

誇れることが「英語だけ」って・・・

「英語が話せる=偉い」と思っているということは。
裏返せば、ほかに得意なことがないっていうことですよね。
英語を話せるという事は、メリットも多いです。
でも、今の時代、「英語+何かのスキル」が必要です。
英語を話せるだけでは、足りないです。
英語を話せることで、周りから「すごーい」と言われて、承認欲求が満たされてしまったのでしょうかね。「もっともっと私・俺を褒めろ」と思うようになってしまっているのでしょうか。
本当に可哀そうです。
英語を学習して話せるようになることは素敵なことです。
第2言語の習得って大変です。
その努力は純粋に素敵です。
でも、それをマウントの材料にしてしまう時点で、その人の人間の器は、ものすごーーーーーく小さいですよ。
The!器の小さい人間!!
そんな人たち、気にする必要ないですよ。
なんでマウントする心理になってしまうのか知りたい方は、こちらの記事も読んでみてください。

でも、英語を学んだ方がチャンスがいっぱい ~英語を学ぶべき理由~

「英語が話せる=優秀」なわけでも、「英語が話せる=賢い」わけでもないです。
でも、英語を学んで、話せるようになった方が、チャンスがいっぱいあります。
英語は話せるようになった方がお得です。

理由①進学に有利

英語ができると進学に有利です。
国内の大学を受験するにしても、科目に必ず英語があります。
英語ができるだけで、合格に近づきます。
英語が話せるのであれば、海外の大学に行くことも選択肢の1つに入ります。
英語を得意にしておいて損はないです。

理由②就職、昇進、転職に有利

就職や昇進、転職の際にも英語は、役に立ちます。
国内は衰退しているので、海外に目を向ける必要があります。
そのため、どの企業も、英語ができる人材は欲しがっています。
就活時や昇進時にTOEICのハイスコアが必要になる企業もあります。
英語ができると生涯賃金が高くなるという研究結果も出ています。
仕事で人生を豊かにする点においても、英語を学んで損はないです。

理由③脳の健康に良い ~「英語ができること=頭が良い」わけではないけど、英語は脳の健康維持にもってこい~

「英語が話せる=頭が良い」わけではないですが、脳の健康を維持するのには、とても役立ちます。
バイリンガルの人は、モノリンガル(1言語しか話さない人)よりも、加齢による脳機能低下を遅らせ認知症を予防することができるという研究結果もあります。
認知症の特効薬はありません。
英語学習をすることで、認知症の発症を遅らせ予防できるのであれば、英語学習は脳の健康維持にもってこいですよ。

理由④人生の選択肢が広がる ~友達、パートナー選び、移住など~

英語が話せるようになると、交流できる人の母数が増えます。
英語のネイティブスピーカーだけでなくノンネイティブの英語話者とも交流できるため、かなりの人と交流ができるようになりますね。
日本人同士であれば、文化が同じで安心感があります。
しかし、ほかの国の人の文化を学んだり考え方を取り入れることで、自分の視野を広げることができます。
友達選びにしろ、将来の配偶者などのパートナー選びにしろ、選択肢が広がります。
選択肢が広がると、自分が合うと思う価値観の人を探しやすくなりますよね。
さらに移住したりなどの選択肢も増えます。
移住までしなくても、日本が寒い時期は、暖かい国で過ごして、日本が快適な時期だけ日本にいるなどの暮らしの選択肢も増えますね。
日本にずっと住むと決めていても、「住まざるを得ない」のか「日本が好きだから、日本を選択している」のでは、意味が違いますよね。

理由⑤副業にも有利

英語ができれば、英語での副業もできます。

・英語の翻訳を受注

・英語の通訳をする

・英語で外国人相手に情報発信する(YouTubeなど)

・英語の勉強法を情報発信をする(YouTubeなど)

・国内の英語が必要なアルバイトに応募する

などなど。

英語ができるだけで、副業をする選択肢が増えます。

 

他にも英語を学ぶ理由について詳しく知りたい方は、こちらの記事も読んでみてください。

 

さいごに ~英語学習続けましょう~

「英語を話せる事=優秀」でも「英語を話せる事=偉い」わけでもありません。

ですが、英語を話せることで、人生における選択肢が増えるのは確かです。

「英語が話せる、話せない」でマウントをとってくるような人達は、もともと、たいしたことない人達です。

気にしなくて大丈夫。

あなたは、英語学習続けてくださいね。

大丈夫。

あなたは英語を話せるようになります。

英語の勉強法について知りたかったら、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

>>【英語を話せるようになりたい初心者必見】英語ペラペラ独学法【英検1級取得者が徹底解説】

panda3
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ここまで読んでくださってありがとうございます。

この記事を書いた人
panda3

趣味で多言語話者を目指している語学学習が好きな社会人。
社会人からオンライン英会話で英会話を学びなおし、英検1級(2021年度第1回)を取得。
通算受講回数は、4年で3600回以上。ほぼ毎日レッスンを受講。
英語の勉強の傍ら、中国語も勉強中。
海外旅行が大好きで、計14か国旅行したことがあります。
自身の学習を通じて得た情報などをブログで発信しています。

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