英検1級を持ってるといいことあった?無駄?英検1級のメリット・価値とは

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こんにちは。panda3 です。
このブログでは、オンライン英会話を活用して半年で英検1級を取得した経験から、英語学習について情報発信しています。

ゴマさん
ゴマさん

英検1級って、取るメリットあるのかな?

無駄っていう人もいるけど、どうなんだろう?

今回の記事では、「英検1級を取得することによるメリット」について、解説していきます。

英検1級は難易度が高く、合格は無理だと諦めていませんか?
英検1級は正しく勉強していけば、合格が不可能な試験ではありません。
このブログでは、「オンライン英会話を活用して半年で英検1級を取得する方法」についても解説しています。
オンライン英会話を使ったことがない方も、活用法がわかるようになります
>>オンライン英会話で半年で英検1級合格 ~ロードマップ~

私も、オンライン英会話を始めるまでは、英語を話せなくて馬鹿にされて悲しい思いをしたこともありました。英語の資格を持っていなかったため、馬鹿にされたこともありました。
3週間の短期留学へ行った時も楽しかっただけで、英語は上達しませんでした。
そんな私も、オンライン英会話で勉強したことによって、英語を話せるようになり、英検1級も取得できました。
このブログで紹介している勉強法を実践し、半年の準備期間で英検1級に合格できました。
私の実体験をもとに、今回は、以下の内容をお届けします。
・英検1級を取得する一般的なメリット
・実際に取得して感じたメリット
・英検1級が無駄と言われてしまう理由
・英検1級取得がおすすめな人
・英検1級勉強法

 

【本記事の信頼性】
panda3
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私は英検1級を取得して良かったなと思っています。
メリットがあったほうが、勉強のモチベーションも高まりますよね。
英検1級に興味があるならば、挑戦することをオススメしますよ。

 

一般的な英検1級の価値・メリット

学習する中で、高い英語力を身につけることができる

英検1級で求められる語彙数は約10,000~15,000語と言われています。
英検1級取得に向けて学習をする中で、語彙力を身につけることができます。
さらに、英検1級に出題される長文読解問題も、教養が求められる文章が出題されます。
英語の学習のみならず、歴史など、新しい知識を増やすことのできる長文が出題されているため、勉強にもなります。
リスニングについては、速さは速くないですが、日常会話の出題・学術的な出題など、幅広い英語力を求められるため、高い英語力を身につけることができます。
ライティングについても、社会問題などについての質の高い出題がされるため、自分の意見を英語で書く練習となります。
2次試験のスピーキングについてもライティングと同様に、自分の意見を英語で伝える事が求められます。
4技能をバランスよく鍛えることができることが英検1級への学習のメリットといえます。
TOEICの場合であると、就職活動などでよく使用されるのはTOEIC Listening&Reading Testでありライティングとスピーキングはないため、TOEICの学習において4技能を伸ばすのは難しいです。

合格して取得した後だけでなく、学習中もメリットがあります。

高校生だと入試に有利な大学がある、大学生だと単位免除になることがある

英検1級を取得していると、入学試験時に優遇してくれる大学が、あります。
早稲田大学の国際教養学部では出願時に英検1級取得していることを申告すると、20点加点してくれます。(←2022年度入試要項参照時点の情報)
東京理科大学や上智大学など有名私立大学も、英検1級取得によって、入学試験時に優遇してくれる大学もあります。

大学によっては、英検1級を取得していると、単位が免除になる大学もあります。
国公立の東北大学の医学部医学科では、英検1級取得していると、2単位単位として認定してくれます。(←2022年8月英検公式サイト確認時の情報)
他にも、単位認定してくれる大学があり、英検のホームページで確認することができますよ。

私立・国公立大学ともに、英検1級取得によるメリットがあります。

就職に有利になることがある

一般的に就職活動などビジネスの場では、TOEICが重視される傾向があります。

しかし、英検1級であれば、人事に目に留まる可能性が高いです。

英語ができることで、就職活動を有利に進める事ができるでしょう。
英検1級であれば、知名度もあるため、就職活動でも、役に立ちます。
英検1級さえ持っていれば、無敵なわけではありません。
しかし、英検1級を取得しておくことで、英語力をアピールできます。
英検1級を取得しておけば、4技能ができる証明にもなります。
就職活動に必須ではないですが、取得しておくと、様々な面で有利になります。

有効期限がない

TOEICの公式認定証の再発行期限は2年間です。
よく、TOEICの有効期限は2年間と言われていますが、そうではありません。
たとえ5年前のスコアでも履歴書に記載できます。
しかし、巷では2年間が有効期限のように考えられているため、採用側も、なんとなく、そのように認識している場合があるでしょう。
そのため、TOEICであれば、定期的な受験が望ましいとされています。

留学に必要なTOEFLも有効期限が2年間と設定されているため、一度良いスコアを取得していても、必要時に期限が切れていたら使用できません。

しかし、英検1級であれば、何年前に取得していたとしても英検1級であると履歴書に記載できます。
有効期限がないことは、大きなメリットといえます。

※英検1級を大学入試などで使用する場合は、大学によっては、直近に取得したものでなければ認められない場合があるため、注意が必要です※

通訳案内士の試験などで科目免除になる

観光庁長官が実施する「通訳案内士試験」では、英検1級を取得していると、英語の試験が免除になります。
通訳案内士を目指している方にとっては、科目免除になるのは、メリットといえます。

教員採用試験などでも、学校によっては英語の試験が免除になる場合もあるようです。

なんで英検1級は無駄だと言われてしまうのか?

社会人にとっては、英語力の証明する試験は、TOEICが主流だから

一般的に就職活動などで、よく使用されている英語の資格はTOEICです。
英検の方は、学生さんが取得するイメージをもたれている方が大半ではないでしょうか。
社会人にとっては、英検1級を取得する労力や時間があるのならば、TOEICの方に力を注いだ方が、コスパが良いです。
なぜならば、

・就職活動ではTOEICの方が主流
・TOEICの方が2技能しか求められないので、勉強しやすい
・TOEICには英検のように合格、不合格がないので受験料が無駄になりにくい

ため、社会人であれば、英検1級を目指すよりも、正直TOEICの方がコスパが良いです。

英検1級を取得しても英語を話せるとは限らないから

私は、オンライン英会話に4年在籍して学習しています。
日本人の先生の中には、英検1級取得の方も結構います。
英検1級は、かなり前に取得していても、「英検1級取得者」としてプロフィールや履歴書に記載できます。
英語力は、使わなければ衰えていきます。
英検1級取得していても、あまり英語を話せないため、初心者までしか教えられない先生もいらっしゃいました。
英検1級保持者でも、高度な文法については解説できなくて、私の質問の意図を理解してもらえない先生もいらっしゃいました。

・ずっと前に英検1級を取得して、英語力が衰えて英語を話せない方
・何度も試験に挑戦して、運よく受かった方

などは、スピーキング能力があまり高くない場合もあります。

ひとえに「英検1級取得者」といっても、レベルは様々です。
いつ取得したか、英語の学習を継続しているか、などによっても、現在の英語力も変わってきます。

私のように、試験慣れをしていて、コツをつかんで取得するようなタイプだと、実際の実力よりも上に見積もられる可能性もあります。
英検1級で満点近く取得できる猛者と、私のようにギリギリで合格するような人間ではレベル差があります。
私の場合は、スピーキングについては、オンライン英会話で鍛えられていたので、そんなに苦労しませんでしたが、1次試験はギリギリで合格しました。
中には、私の逆で、1次試験は得意だけれども、スピーキングが苦手な英検1級取得者もいるでしょう。

私の感じた英検1級のメリット

私は、社会人なので、「大学入試に役に立って人生が変わった」とか「就職活動で役に立って人生が変わった」みたいな、ものすごいメリットを享受できたわけではありません。
どちらかというと心理面などで役に立っている部分が大きいです。
ひとによっては、人生が変わるような資格なのかもしれませんが、私は取ったからといって、特に何も変わっていません。

そんな私ですが、感じているメリットについて書いていきますね。
私にとって心理面のメリットは、学習者としては大きいメリットです。

周りから英語ができると思ってもらえて自信がつく

職場でも、知人でも、オンライン英会話の先生(日本人や英検を知っている外国人の先生)からも、「英語ができる人」という認識をしてもらえて自信がつきます。
全然すごくないのですが、周りから「すごい」と言ってもらえるのは、やっぱり嬉しいです。

帰国子女であったり、英語が話せることが当たり前の方々には、必要のないメリットかもしれません。
しかし、ただの英語学習者だった私にとっては、メリットです。

なぜなら、英語学習していると、マウンティングしてくるような人間に出会う事が多々あるからです。
>>英会話~うざい英語マウントしてくる人の心理~

英検1級に合格するまでは、英語の資格試験を受けたことがありませんでした。
必要に差し迫られなかったため、大学でもTOEICを受験することもありませんでした。
なので、どのくらいの英語力かを相手に伝えることができませんでした。
大学入試で英語も頑張っていたので、入学時点では、英検2級くらいの実力はあったはずですが、社会人での学びなおし時には、単語もだいぶ忘れてしまっていました。
オンライン英会話を始めたときは、そこまで話せなかったため、変な先生にあたると馬鹿にされたりしたこともありました。
ある程度話せるようになってからも、資格重視の日本人講師から資格を持っていないだけで「英語力がない」と言われて悔しい思いをしたこともありました。
別に「英語の資格を持っている=英語を話せる」わけではありません。
現に、振り返ってみると、その資格重視の日本人講師はレッスン中では日本語を主に話していて、私が英語で質問すると、聞こえないふりをしていました。
英検1級をもっていると、このようなタイプの人に出会っても、気にしないでいられます。
資格重視のタイプの人に出会っても、英語力を示せるので、不快な思いを回避できます。
マウントタイプの人であっても、相手が英検1級取得していない場合は、取得していることを伝えると少し相手が、ひるみます。

資格を持っているから偉いわけでも、すごいわけでもないんですけれどね。

個人的には、資格よりも、ネイティブの複数の会話に入っていけて、字幕なしで映画やドラマを難なく理解できる英語力のある帰国子女の方や現地在住が長い方の英語力の方が素晴らしいと思います。
私は、英検1級を取得していても、字幕なしでネイティブの速い英語を聞きとって日本語なみに理解するなんてできていないです。
オンライン英会話では、いろんな先生と話すことができるので、帰国子女や現地在住の長い先生とも話すことができます。
そのような現地在住の長い先生に、話の流れで英検1級を取得していることを話した時に、「すごい。見直した。」と言ってくれたので、下駄を履かしてもらっているなぁと感じました。

英検1級を取得しただけで、自分の実力以上に見積もってもらえるので、便利ではあります。

権威性になる

前の項目と少しかぶってしまうのですが、英検1級は「権威性になる」ということも、取得したメリットとして挙げられます。

権威性とは、「権威(社会的な承認)の有無や度合い」を示す言葉のことです。
主にWeb関係で使われている用語です。

もしもネットで英語の情報発信をしたくなったときに、資格があると便利です。
読者や視聴者のみなさんに、「資格保持者」が作ったコンテンツだと安心してもらえます。
Aさんは、「TOEIC満点」でBさんは「英語学習者で資格なし・海外経験なし」という2人がいた場合、コンテンツの質が同じだった場合でも、見たくなるのは、Aさんの方でしょう。
資格に対する信頼性があるからです。

このブログもそうですが、何も資格もない人間が運営しているよりも、「英検1級取得者」が運営しているというところで、読んでくださっている読者の皆さんにも安心してもらえるのではないでしょうか。英検1級が権威性となるところにおいては、取得して良かったと感じています。

そして、もし仮に、英語講師として活動するならば、英検1級をもっていることで、生徒から、信用されやすいでしょう。
英語関係の仕事に就きたいと考えたときに、何もないよりは、役に立つはずです。
実際は、職歴がものをいうので、簡単にはいかないでしょうが、英検1級取得によって、どうしても困った場合は、本業以外でも他の道もあるかもしれないと思えているのは、自信にもなるし、精神的にも安定します。

履歴書に書ける

あとは、履歴書に記載できることが英検1級を取得して良かったと思う点ですね。
資格欄に書くことが増えて、ちょっと嬉しいみたいな。

私の場合は、医療翻訳に携わりたくて、英検1級に挑戦しました。
医療翻訳に携わることについては、医療翻訳のトライアルにことごとく落ち続けているので、まだ達成していない目標なのですが。
翻訳業界では、実務経験の方が、資格よりも重視されます。
実力のある翻訳家を求めている翻訳会社さんばかりです。
英検1級を取得したことによって、応募するチャンスは増えたと思います。
英検1級のみでは不十分なので、アメリア(Amelia)という会員制の翻訳のプラットホームに登録して、勉強している最中です。
翻訳の仕事探しに挑戦するときに履歴書に書けるので、そこは当初の目的を達成できました。

副業でも、英語系の仕事を探したい方は、取得すると、メリットがありますよ。

英検1級取得をおすすめする人

高校生、大学生

学生さんには、手放しでオススメできる資格です。
英検1級を取得すれば、単位認定もできる大学もあるし、大学生には、とてもお得な資格です。
比較的時間に余裕がある大学生の場合であれば、就活が始まるまでに英検1級を取得して、就活時に英語力もアピールできます。
就活などのビジネスの場では、TOEICが主流といっても、英検も歴史があって信頼性の高い資格です。

理系の学生さんであれば、英語も得意であることが、さらに有利に働きます。
論文も英語で読まなければならないし、ついでに勉強しておくと良いですよ。

実際に、英検1級の会場では、大学生らしき若者たちが受験していました。
2次試験の時も、私の1つ前の受験者が大学生くらいの女の子でした。
オンライン英会話でも、日本人の大学生の先生で、英検1級を取得されている方もいました。
学生さんであれば、英語ができると、単位の面でも、就職活動の面でも、とても有利なので羨ましいです。

英検1級は、学生さんにとっては、メリットの多い資格といえるでしょう。

ビジネス目的だけでなく、継続して学習していくつもりのある英語学習者【ビジネス目的ならTOEICがオススメ】

英語学習者にとってもオススメの資格です。
なによりも、英検1級は、4技能を鍛えることができるので、不合格であったとしても、決して無駄になりません。
直近の就職活動・転職活動や昇進でTOEICスコアが必要なのであれば、TOEICを断然おすすめします。
でも、

・英語を継続して学習していこうと思っている
・自分の英語に自信を持ちたい

ような英語学習者であれば、英検1級に挑戦してみることをオススメします。

「資格がある=英語ができる」ではありませんが、取得しておくと、英語力をアピールするときに何かと便利ではあります。

SNSなどで、英語の情報を発信したい方

個人的に感じたメリット面でもお話したように、英検1級取得は権威性になります。
情報発信などをしたい方にとっては、挑戦すると良いの1つ資格です。

英検1級取得するための勉強法

英検1級を取得するには、コツがあります。
英語力がものすごくある方以外は、試験の傾向を分析して挑んだ方が合格率が上がります。

英検1級では、語彙力が重要になってきます。
語彙力をつけて、過去問演習することで、合格に近づきます。

実際の1次試験の勉強法について知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
>>【体験記】半年で英検1級1次試験(ギリギリ)合格 ~勉強法~

2次試験では、英語を話さなければいけないので、もともと英語を話せる方以外は、オンライン英会話で対策するのがオススメです。
対策の仕方を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
>>オンライン英会話(ネイティブキャンプ)で英検1級に半年で合格した勉強法【英検対策体験談ブログ】

まとめ ~興味があるならば、チャレンジした方が良い資格、それが英検1級~

というわけで、今回は、英検1級のメリット・価値について解説してきました。

メリットについて、まとめると

【一般的なメリット】
・学習する中で、高い英語力を身につけることができる
・高校生だと入試に有利な大学がある、大学生だと単位免除になることがある
・就職に有利になることがある
・有効期限がない
・通訳案内士の試験などで科目免除になる
【個人的に感じたメリット】
・周りから英語ができると思ってもらえて自信がつく
・権威性になる
・履歴書に書ける

英検1級取得にはメリットがたくさんあります。
学生さんであれば、取得したらお得なことがたくさんあります。
私のような社会人であっても、英検1級取得のメリットはあります。
英語学習を続けていくならば、1つの通過点として目標にしてみるのも良いですよ。

英検1級に合格すると、英語学習者として自信がつきますよ。

ぜひ頑張って合格してくださいね。

panda3
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ここまで読んでくださってありがとうございます。

この記事を書いた人
panda3

趣味で多言語話者を目指している語学学習が好きな社会人。
社会人からオンライン英会話で英会話を学びなおし、英検1級(2021年度第1回)を取得。
通算受講回数は、4年で3600回以上。ほぼ毎日レッスンを受講。
英語の勉強の傍ら、中国語も勉強中。
海外旅行が大好きで、計14か国旅行したことがあります。
自身の学習を通じて得た情報などをブログで発信しています。

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